一段と暑さが増してきた今日この頃。部屋に花を飾るだけで、暑さも少し和らいできそう。そんな植物が持つ魅力や活用方法を、下北沢にある植物の教室「NEROLIDOL」のフローリストの猪飼牧子さんがご提案します! 今年の猛暑も元気に乗り切ろう!

 

 

8月のピックアップフラワーは「ひまわり」

青空の下、元気に黄色い花を咲かすひまわりは夏の代表花ですよね。

ひまわりはキク科の一年草。いわゆる一般的な大きなひまわりは顔が20センチ以上あるものが多いですが、今はさまざまな園芸種が出ています。

花托(花の中心部)が黒いものから黄色いもの、花色もこっくりとした山吹色のような色から爽やかで繊細なイメージのレモンイエローまで様々。

花びらのつき方も色々で、花托が見えない八重咲きタイプは通常のものより華やかでなんだか女性らしい。

 

 

ゴッホも好んで描いたひまわり

ゴッホはひまわりを好み、何枚も描いたと言われていますが、代表作でもある〈ゴッホのひまわり〉を再現したその名も「ゴッホのひまわり」という品種もあります。

 

ひまわりは、なるべく大きい立派な花を咲かすためには、脇芽が出たら摘んでしまいます。ひまわり油などを採るために大きく育てている場合はこういった場合が多いですが、ミニひまわりなどで一つの株で何度も花を楽しみたい場合は、最初の花がしぼんだ後そこを切って脇芽の花を育てていくと沢山の花を楽しめます。

 

 

栄養たっぷりのひまわりの種

花が終わったあとのひまわりの種。こちらは食べられる事をご存じの方も多いのでは? よく鳥のえさなんかにもされますがとても栄養価の高い種です。

 

抗酸化作用の高いビタミンE をはじめビタミンB群やカリウムや亜鉛など栄養価が豊富。そしてコレステロールの上昇など防ぎ、体内では生成出来ない必須脂肪酸のリノール酸も豊富に含みます。ただし! カロリーは他のナッツに比べても高めなので食べすぎは注意。

この種子からは油もとれ、ひまわり油として料理などに使われます。

 

ちなみに中国では、花、種子、葉、茎、根の全てを製薬として使うそう。

そしてイタリアでは蕾をアーティチョークのように茹でて食べるそうです!

※おいしい花 吉田よし子著 八坂書房参考 

 

世界での使われ方を調べると本当におもしろいものがたくさん出てきます。

 

ここまでお話しすると何となく予想もつくかと思いますが、ひまわりの花も食べられます。

ただし、これだけ太陽を沢山浴びてしっかりと咲いているお花なので、花弁も割合厚みがありしっかりめ。

なので、生食する場合は花弁がしっとりするくらいしっかり絡みやすいドレッシングを使ったサラダなどがオススメです。

 

 

ひまわりを食べてみましょう!

今回は、キヌアを混ぜたドレッシングサラダに混ぜてみました! 夏にぴったりの爽やかなサラダ。すぐに作れるのも魅力的です。無農薬で育てたひまわりがある方は、簡単なのでぜひ作ってみて!

 

ひまわりのサラダキヌアドレッシング

《材料》 2人分

きゅうり・・・1本  
ミニトマト・・・8個
キヌア・・・大2 
紫タマネギ・・・ 6分の1
レモン汁・・・大1
オリーブオイル・・・大1
塩・コショウ・・・少々
無農薬ひまわりの花(ミニヒマワリの方がベスト)・・・お好みで 
ひまわりの種(食用で売っているもの)・・・大2
 
《作り方》
①キヌアはひたひたのお水にいれ、蓋の閉まる鍋で柔らかくなるまで煮て冷ましておく。
②トマトもきゅうりもサイコロ切り。紫タマネギはみじん切り。ひまわりは花弁を外しておく。きゅうりは切った後、小さじ4分の1弱の塩をまぶしておく。
③レモン汁とオリーブオイルを白濁するまでまぜ、紫タマネギ、塩こしょうをまぜて味付け、キヌアもまぜる。
④きゅうりは5分ほど置いたらさっと水で洗い、よく絞って水気を切る。
⑤野菜とヒマワリの花弁、ドレッシングを混ぜたら、最後にひまわりの種をまぶして出来上がり