ココロのあり方のテーマを中心にしたブックセラピストとして活動中の元木忍さん。L’ala Pado世代の働く女性のために、元木さんが毎月1冊ずつココロもカラダも自然に笑顔になれる本をお届け。2018年8月はヒグチユウコさんの著書『せかいいちのねこ』をご紹介。

※スペイン語で「やさしい風の本屋さん」を意味する「LIBRERIA」。L’ala LIBRERIAは、スペインの本屋さんのように、所狭しに本が並び、そこで素敵な一冊に出会ったり、予想外のものを見つけるコーナーです。

 

 

【2018年8月BOOK】

ヒグチユウコ著『せかいいちのねこ』

とてもやさしい気持ちになれる大人のための猫絵本

この本はただ絵が可愛いだけではなく、実に知的で、哲学的で、そしてやさしさがぎゅーと詰まった大人女子のための素敵な絵本です。主人公であるニャンコが <ほんもののねこになりたくて> から物語は始まります。旅を通して、いろんな人と出逢い、学びがあり、助けがあり、親友との離れ離れの時間を体験する。旅をして家に戻ったニャンコは、、いままで意地悪だなぁ思っていた一緒に住む猫が、本当は優しい猫であることに気づく。旅を通して少しだけ大人になり、人との出逢いや繋がりに感謝し、そして成長していく。私たちも日常の狭い世界の中で、人との繋がりに改めて感謝することに改めて気づかされる絵本です。
猫の表情や個性がとてもリアルに描かれていて、不思議なくらい人間関係を円滑にさせてくれるパワーがある絵本だと感じました。

 

 

「L’ala LIBRERIAとは」

人、社会や地球を、そして自分自身を愛すること…。この世の中が持続性可能でよりよい社会になるために…。そして、ありのままを受け入れることができる自分自身になるために…。元木忍さんがラーラぱどのために毎月一冊をセレクトするコーナー。

 

 

(ブックセラピスト 元木忍)

3.11の震災を機に仕事を見直し、南青山にココロとカラダをコンセプトにした本屋、イベント等の企画、東洋医学のエステを併設した「brisa liberia」を開業、代表を務める。ココロのあり方のテーマを中心にしたブックセラピストとして活動中。