カラースタイリスト・デザイナーとして、世界各国を駆けめぐっている田岡道子さん。そんな彼女が世界の最新カラートレンドをお届けする連載「COLOR TRIP」。

 

今回は、色鮮やかなキューバからお届けします!

 

 

現役で走るカラフルな1950年代のアメ車


日本からは丸一日ぐらいのフライトでようやくたどり着ける遠いラテンの国ですが、皆さまはどんなイメージをお持ちですか?葉巻、ラム酒、ビンテージカー、サルサダンスなど陽気でノスタルジックなイメージが一般的ですね。まず、最初にびっくりしたのが1950年代のアメ車がまだまだ現役で走っていて、色はとてもカラフル!

 

世界中の車の約8割は黒、グレー、白、シルバーで占められているのに対し、ここでは鮮やかなピンク、レッド、パープル、グリーン、ペパーミントグリーン、イエローなど鮮やかな色のオンパレードで見ているだけで、ワクワクしてきます。ちなみに私は2時間チャーターして7000円ぐらいでした。(写真は私です!)

 

 

キューバはファッションも建築物も色鮮やか!

その他人々ので、特に観光地ではラテンの民族衣装を着た女性達がツーリストと記念撮影したりしている風景も見かけました。

 

建築も4世紀に渡るスペインの植民地時代のなごりが色濃く残っていて、コロニアル調の建物が主流。

色もカラフルで、鮮やかな車と上手く調和がとれていて街全体が華やかな色彩に彩られていました。

 

 


街のいたるところではサルサの生演奏も繰り広げられていて、みんな気軽に踊ったり、騒いだりして毎日がお祭りのような、そんな陽気で開放的な雰囲気が漂っていて、ここでは時代が50年ぐらい遡ったような古き良き時代を感じることができます。

 

また、ハバナから車で約2時間ほどで、驚くほどキレイなパラデロビーチにいくこともでき、紺碧のカリブ海を眺めながらモヒートを飲むという至福の時間も体験できます。

 

ただ一方では、キューバは社会主義国家なので、人々の月収は2500円ぐらいと驚くほど安く、普通にツーリストが行くレストランやバーは彼らにすればとてもじゃないけど高額すぎるので、いつも外国人と一緒に来ているキューバ人を沢山見かけました。もちろん外国人観光客がすべて支払ってあげてるのです。

例外なく私もキューバ人男女のグループから気軽に話しかけられ、今からサルサパーティに行くけど一緒にいかない?と誘われ、男性はシンガポールでサルサを教えてた先生だと名乗り、女性のキューバ人もいるし、大丈夫かなと思って行ったところ支払いはすべて私持ちという笑えない結果になりました!

 

 

しかも帰りのタクシー代で2000円頂戴とか言ってくる始末!もちろんそれは断りましたけど(笑)初日にこんな洗礼を受けたので、もうコリゴリと思いきや、あの手この手でどうにか外貨を獲得しようとするローカルの人々の逞しさを見せつけられました(笑)多くのキューバ人が他国に住みたいと望んでいるのも事実で生活は最低限の保証はあるものの非常に貧しい現状も目の当たりにしました。なので、キューバは外国人が出会ってすぐに結婚してください!といわれる確率が最も高い国ではないでしょうか(笑)

 

物であふれかえる日本とは正反対の国キューバ。古き良き時代の異文化体験と鮮やかな色彩と開放感あふれる南国リゾートを体験したい方は是非一度は行かれてみては?wifiも繋がりにくいので、SMS生活から開放されるのもたまにはいいかもしれません。

 

 

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COLOR TRIP in 2018【日本篇】トレンドは爽やかなビジョナリーミント