2019年、新しい年になりました。
今年は年号が変わる年でもあるので何となく平成を名残り惜しむような気持ちと、新しい年号への期待とが入り交じった不思議な気持ちがします。
 
 
 

1月のピックアップフラワーは「水仙」

ヒガンバナ科スイセン属。
「水仙」と聞いて思い出すのは、あの王冠のような形かと思います。
実は水仙の花びらのように見える部分、外側三枚は萼、内側三枚が花弁。
一方中心の黄色い王冠の様なところは副花冠(ふくかかん)と呼ばれる部位。
花冠が変形したりして出来たもの。
独特の形は寒い冬空の下、私たちの目を楽しませてくれます。
 
 

水仙は“ナルシスト”の語源

水仙の学名、Narcissus(ナルシシス)は、ギリシャ神話のナルキッソスから来ていることはとても有名です
とても美しい少年だったナルキッソスは、池に映った自分に恋をして死んでしまうと言うもの。
そしてその後ナルキッソスが亡くなった場所から水仙が咲いたことからそのようになったそうです。
 
このナルキッソスは、ナルシストの語源にもなっています。
 
確かに水仙は美しいですが、日本古来の日本水仙は、姿も楚々としていて自己愛が強い感じはしないですが…。
うつむいて咲く姿が池をのぞき込むナルキッソスの姿のようだったのかもしれないですね。
 
 
 

水仙は、香り高いお花

そして水仙の特徴としてとても香りが良いこともあげられます。
小さな楚々とした花ですが、とても華やかなフローラル調の香りを持っています。
この香りはジャスミンなど白い花特有の香りでもあり、6月ピックアップのクチナシの時にもお話しした、インドールという成分が含まれます。
小さな花からふんわり香るすばらしい香りは水仙を見るたびに深呼吸したくなるほど。
 
またとても貴重ではありますが水仙には精油もあります。
ただし、生花の香りと違って精油ですとかなり濃度の濃い香りがするので少量使いがベストです。
 
そんな美しく良い香りの水仙ですが、とても気をつけなければいけないことがあります。
それは全草に毒を持つこと。
基本的にヒガンバナ科植物はヒガンバナアルカロイドという有毒成分が含まれているので十分注意が必要です。
 
葉の形がニラと似ていることもあり間違って中毒になってしまったニュースなども聞かれます。
 
 
 

水仙を使ったレシピをご紹介

今回は、この貴重で高価な水仙の精油をつかって、精油で香水を作ってみたいと思います。
水仙のような華やかな香りを身に纏ったらどんなに幸せな気持ちになるでしょう。
NEROLIDOLでは、精油でつくる香水教室も開催しておりますので実際にお作りも頂けますよ。
 
 
<ナルシサス精油入りアロマ香水>
出来上がり15ミリ
 
【ブレンドレシピ】
精油合計40滴
レモン  9滴
ベルガモット  7滴
ユーカリラディアータ  4滴
ナルシサス  3滴
ジャスミン  2滴
クロモジ      3滴
ローズウッド  6滴
フランキンセンス  2滴
サンダルウッド  4滴
 
【作り方】
香水用ガラス容器に精油40滴とオーガニックエタノール15ミリを入れる。
毎日1〜2回振って3〜4週間ほど熟成させて出来上がり。
 
【注意】
ベルガモット、レモンと言った※光毒性のある精油を使用しているため、つけるときは陽の当たらない箇所につけること。
 
※光毒性
それらを肌につけた後に陽の光の下に出るとシミなどになる成分を持っていること。陽の光の下に出ない限り毒性はない。