季節は弥生。
二十四節気では3/5に啓蟄(春の陽気を感じて虫たちが外に出て来る頃)を迎えます。
 
まだまだ寒い日もありますが、身近な自然に目を向けてみれば、ぷっくり膨らんだ花の蕾や、春の香りがするそよ風など、そちらこちらに季節の変化を感じます。
 
 

3月のピックアップフラワーは「ミモザ」

春の花は福寿草(フクジュソウ)や、山茱萸(サンシュユ)菜花など黄色い花が多いですよね。

これはまだ虫が少ない早春に花粉を運んでもらうために、虫が見つけやすい色なんだそうですよ。
 
そんなたくさんある春の黄色い花ですが、ぽわぽわでふわふわのミモザは特に好きな方が多いお花かと思います。
 
今回はそんなミモザ(アカシア)をピックアップします。
 
 

ミモザの本名は・・・?

実はこのミモザ。
これはこの子の本当の名前ではないんです。
みなさんがミモザと思っている植物はマメ科のアカシア属。
なので、アカシアの花、というのが本来の所。
ではなぜアカシアの花がミモザと呼ばれるようになったのでしょうか?
 
庭木でもよく見かけるミモザには、銀葉アカシアや三角葉アカシアなどがありますがそれとは別のフサアカシアという種があります。
シルバーグリーンぽい色合いの葉っぱの銀葉や三角葉に比べ、フサアカシアは葉が緑が濃くオジギソウのような形をしています。
 
本来ミモザとは、オジギソウなどのマメ科オジギソウ属(学名が Mimosa)の植物の総称なのですが、フサアカシアの葉っぱがあまりにオジギソウに似ていたため、
オジギソウの総称のミモザ、が誤用されてしまったのです。
 
今となっては、ミモザといえば皆あの黄色いぽわぽわの花のイメージですよね。
 
 

見た目の可愛さだけじゃない!香り豊かなお花

そして、ミモザは実は芳香も素晴らしいのです。
銀葉アカシアや三角葉アカシアの花は香らないですが、フサアカシアの花は透き通るような甘い華やかな香りがします。
 
この芳香は精油や香料としても使われています。
原産地はオーストラリア、タスマニアなどですが香料として発展したのはヨーロッパのようです。
 
ミモザ精油は、傷ついた心を癒し、精神状態を安定させる働きがあると言われ緊張、イライラ、など高揚した精神をやわらげ、不眠症などのストレスの手助けをします。
ただし、かなり粘性が高く精油としては希釈されているものが多く、香料業界での活躍の方が高いようです。
 
見た目にも可愛くて、香りも素晴らしいミモザ。
これはみんなが大好きになるのも当たり前ですね!
 
 
 

ミモザを使ったレシピをご紹介

今回はそんなミモザを使って、そのままドライリースになるポワポワのミモザリースを作りたいと思います。
 
<ミモザのふわふわリース>
 
【材料】
・花:銀葉アカシアまたはフサアカシアなど花付きの良いもの山盛り5~6本、ハイブリッドスターチス(青紫)1本
・グリーン:銀葉、三角葉、パール、プルプレアなど蕾のついたアカシア適量(多めにつ使ったほうがドライフラワーになったときにすかすかしません)、ユーカリ 1本
・リース土台 20㎝
・リース用ワイヤー
 
【作り方】
1.花材を5~6センチくらいに切り土台にリースワイヤーで根元を巻き付けていきます。
コツとしては、リース土台にまっすぐ巻き付けるのではなく、少し内側、少し外側向きに交互に巻き付けていくとボリュームのあるきれいなリースになります。
花だけを使うとドライになったときにさみしいので、花の下には土台となるグリーンを必ず入れること。
 
2.出来上がってすぐに壁にかけてしまうと重力に負けてミモザの花が下向きに垂れてしまうので3日間くらい平置きにして乾いてきたら壁にかけていただければきれいな形を保てます。
直射日光をさけドライになる過程を楽しみましょう。