いけないとは分かっていながらも、心とカラダは止められない…お互い家族を持っているにも関わらず、既婚者同士で恋愛感情をもってしまうこともありますよね。
そして、先の見えない関係性に辛い思いをすることも。
この記事では、既婚者同士の本気の恋愛に辛い気持ちになった時や、W不倫に疲れた時の乗り越え方をご紹介していきます。
【W不倫の恋愛】既婚者同士なのに気づけば本気… 辛い気持ちの乗り越え方4選
辛いW不倫の乗り越え方【1】お相手のことが好きと言う気持ちを否定しない
既婚者同士の恋愛に疲れている時、辛い気持ちの根底にある原因は「自己否定」かもしれません。
「家族を裏切っている自分はダメな人間だ」、「よくないことをしてしまっている自分は悪い人間だ」というように、自分で自分を否定しているという状態です。
確かに、W不倫は世間一般から見ると良くないこと、批判の対象になってしまうものではあります。
しかし、悪いことをしていると頭では理解していても、あなたがお相手のことを本気で好きだというその気持ちは、確かに存在しているのですよね。
人は誰しも、自分が否定されたり批判されていると感じる時には、とても大きなストレスを感じます。
それは決して、他人からのものに限らず、自分が自分に対してどのように思っているか、感じているかということも含まれるのです。
自分の行いが「良いか・悪いか」という観点から考えることと、自分がお相手に対して好きだという感情を抱いていることとは切り離して考えてみて下さい。
そして、世間のルール的にはダメだと分かっていながらも気持ちを抑えきれないくらいに、それほどまでにお相手のことを愛おしく思う気持ちを尊重してあげて下さい。
「彼のことを好きでいてもいい」と、自分の中にあるお相手への気持ちを認めてあげるだけでも、少し気持ちが楽になりますよ!
辛いW不倫の乗り越え方【2】将来のことなど、答えの出ないことは考えない
既婚者の彼に対して本気で恋愛感情を抱いていても、立場的には既婚者同士。
晴れて結ばれるためにはクリアしなければならない問題が山積み…そもそも最終的にどこにゴールを設定してこのお付き合いを続けていけば良いのだろう?と、先のことを考えて、心の中が不安な気持ちに支配されてしまっていませんか?
そんな時はいっそ、一旦考えることを止めてみるのはいかがでしょうか。
既婚者同士の恋愛では、お互いの家族や身近な人間関係などの要素が複雑に絡み合い、自分自身の力ではどうにもコントロールできない要素が多いもの。
特に将来的なことを考え始めると、不確定要素が多すぎて考えることに疲れてしまうのも当然です。
心が不安な気持ちでいっぱいの時に思考を働かせても、ますますネガティブな方向へ考えが働いてしまいがち。
先のことを考えるのは、心身ともにコンディションが良い時だけにしよう!と決めても良いくらいかもしれません。
既婚者同士の恋愛に疲れてしまった時は、一旦考えることを止めて、まずは心身ともに元気を取り戻すことを最優先に心がけてみて下さいね。
辛いW不倫の乗り越え方【3】何かに没頭して彼のことを考えないようにする
とはいえ、ふとした時にお相手のことを考えてしまって辛い…片時も忘れることができないから辛いのよ!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、何かまったく別の、意識を集中できるもの、没頭して楽しめるものを探してみるのもひとつの手です。
彼のことを「忘れよう!」、「考えないようにしよう!」と思えば思うほど、結局意識が「彼」の方にフォーカスされてしまい辛くなってしまいます。
そこで、彼とは全く別のものに意識を集中させることで、結果的に彼とのことから強制的に意識を逸らせてしまおうという作戦です。
意識を向ける対象は、何でも構いません!映画やドラマをたくさん見て没頭するのも良いですし、読書が好きなら寝る間も惜しんで本を読むのも良いでしょう。
お料理やお菓子作りが好きならいつもより手の込んだものを手間ひまかけて作っても良いでしょうし、好きなアイドルやアーティストを追いかけて全国を飛び回るのも良いですね!
とにかく、あなたが心地よく、前向きな気持ちで集中して取り組めるものなら何でも良いのです。
そうやって充実した日々を過ごしていると、あなた自身に新たな魅力が生まれたり、無意識のうちに価値観や言動が変わってきたりします。
その結果不思議なことに、お相手やあなたのご主人との関係性が意図せず良い方向に変わってきたりすることもありますよ!
辛いW不倫の乗り越え方【4】体を動かす!
特に没頭できる趣味がないという方や、スポーツや身体を動かすことがお好きな方には、とにかく何も考えずに身体を動かすのもおすすめです!
近年、科学的な研究によって「セロトニン」という神経伝達物質が、不安を軽減させて活気を向上させることが分かってきました。
そしてこのセロトニンという物質は、運動をすることによって活性化されるということも分かっています。
運動と言っても、必ずしも競技スポーツや激しく身体を動かす必要はなく、数十分のウォーキングや自転車こぎでも十分効果はみられるようなので、毎日の通勤手段を自転車に変えてみたり、わざと一駅手前で電車を降りて多めに歩いてみたりするのも良いですね。
最初は少しずつ身体を慣らしながら、1日の中で少しでも前向きに過ごせる時間を増やすことを心がけていきましょう!
既婚者同士の恋愛に本気になる、根本的な原因から対処法を考える
ここまで、W不倫に疲れてしまった時の具体的な対処法を見てきましたが、今までご紹介したのはどちらかと言えば「対症療法」的なもの。
できれば辛い思いを繰り返さないように、恋愛が辛くなってしまう原因を知ったうえで、根本的に解消したいものですよね。
ここからは、そもそも既婚者同士の恋愛に本気になってしまうのはなぜか?
そして辛い恋愛になったり、疲れてしまう原因のウラにはどのような心理が隠れているのか?
解決策と共にご紹介していきます!
既婚者同士の恋愛に本気になる理由
既婚者同士の恋愛に本気になったことのある方の中には、相手を変えて何度も不倫関係を繰り返してしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
その場合、もしかしたら深層心理には「欠乏感」が隠れているかもしれません。
「相手が既婚者だから魅力的に見える」、「ハードルが高い恋愛の方が燃える」という感覚をお持ちの方も、このパターンに当てはまることが多くあります。
つまり、通常であれば手に入れることができないもの(=既婚者であるお相手)を手に入れることで、ご自身の欠乏感や物足りなさからくる心の隙間を埋めているという状態です。
あるいは、ご自身も配偶者と言う特定の相手を持ちながら、さらに別の異性とも特別な関係を結ぶという状況で、自分が必要とされている実感を得たい、自分の存在価値を確かめたい、という深層心理が働いている場合もあります。
そしてこれらの場合、深層心理にある「欠乏感」を解消することが、既婚者同士の恋愛で辛い思いを繰り返さないポイントになります。
既婚者同士の恋愛に本気になるのは、欠乏感が原因?!
そもそも「欠乏感」とはなにか?様々なケースがありますが「寂しさ」、「物足りなさ」、自分は誰からも必要とされていない・誰からも愛されていないと感じてしまうような「無価値感」などと表現することができます。
そして、それら欠乏感の根本原因になっていることも様々です。
例えば、過去の恋愛がトラウマになっていたり、幼少期の親子関係の中で心に傷を負うような出来事があったり。
心理学的には、それら過去のエピソードにアプローチをして、過去の傷ついた気持ちを癒すことで現在の心理状況にも影響を及ぼすという手法もあります。
しかしながら、専門的な知識なく過去のトラウマに向き合うことは、症状をより悪化させるリスクも伴います。
そこでオススメしたいのは、あくまでも「現在」にフォーカスし「今」を心地よく幸せに生きることで、過去の傷も癒すという手法です!
つまり、今が満たされていれば「過去の辛い経験も、今にたどり着くためには必要なことだったんだよね!」と自分の中で納得できるということですね。
既婚者同士の恋愛に本気になる時…重要なのは、自分で自分を満たすこと!
まずは、自分を責めないこと!
既婚者同士の恋愛に本気になってしまっている自分に、お互いの家族や周囲の方々を裏切ってしまっているという罪悪感を感じてしまう人も多いかもしれませんが、まずはこの状況に対して「良い・悪い」とジャッジすることをやめ、淡々と事実をありのまま受け止めましょう。
「自分もお相手も既婚者同士だけど、お互い本気で恋愛感情を持つようになってしまった。以上!」という感じです。
自分を責めずに、起こっている状況をありのまま受け止められるようになったら、次の段階で心がけることは「自分で自分を満たす」ということです。
自分の心の隙間を自分以外の人やもので満たそうとすることが、辛い気持ちを招く原因になります。
自分以外の人やものは、コントロールすることができないので、必ずしも自分にとって都合の良いように動いてくれるとは限りません。
そこに期待してしまうと、自分の望んだように現実が動かないと心の隙間は埋まらず、辛い気持ちが生まれてしまうというわけです。
心の隙間を外へ求めて、でも隙間は埋まらず、余計に求めてしまう…この向かう先が恋愛になると既婚者同士の辛い恋愛になったり、あるいは、買い物やアルコールなどの依存症という形で表れたりすることもあります。
これらの悪循環に陥らないためには、自分の欠乏感を自分の外側のもので満たそうとせず、自分で自分を満たすことができるようになることが必要です!
既婚者同士の恋愛に疲れた時こそ、自分を大切に扱おう!
「自分で自分を満たす」これを別の言葉で言い換えると「自分が本当に望んでいることをキャッチし、それを叶えてあげる」と言うこともできます。
一見、当たり前のことのようで、実は実践するのが難しいこのテーマ。
というのも「自分が本当に望んでいること」をキャッチするというのが、まずは至難のわざだからです!
現代日本に暮らす私たちは、多かれ少なかれ日々いろいろな「固定概念」や「同調圧力」を感じながら過ごしています。
そして、そのような環境の中で長年過ごしている中で、自分が本当に望んでいることよりも「常識からはずれていないこと」や「みんなと同じようにすること」に重きを置いて選択するクセがついている人も多いのではないでしょうか。
本当は進みたい道があったのに、世間や親の目が気になるから大学へ進学した、といったスケールの大きいことから、本当は食べたいランチがあったけど、友人たちに合わせて何でも良いよと言ってしまった、というような日々の些細なことまで…
つまり、何かを選択するときに「自分は本当はどうしたいのか」よりも「無難な方」とか「世間的に見て優れているように見えるかどうか」を基準にして選択するということです。
そのような価値基準がクセづいてしまっていると、いざ本当に自分が望んでいることは何なのか?キャッチしようとしてみても、本気で分からなくなっていることも多くあります。
そんな時は、本当に日々の些細なことからでOK!
「今日のランチ、Aランチにしようか、Bランチにしようか…」、「今度のデート、彼は映画が観たいと言っていたけれど、私は夜景を観に行きたいな…そう言ってみよう!」など、些細な事でも「なんとなく」ではなく、ひとつひとつ自分の希望を自分に問いかけたうえで答えを出すよう練習してみて下さい。
この積み重ねが「自分で自分の望みを叶えてあげる」すなわち、自分を大切に扱い「自分で自分を満たす」ということにつながるのです!
「自分を大切に扱う」というと、とにかく自分に贅沢をさせてあげるとか、欲しいものを何でも買ってあげる、ということと同じ意味だと考えがちですが、必ずしもお金をかけるうかどうかには関係なく、まずは自分の本当望みをキャッチできているかどうかが大切です。
既婚者同士の恋愛の辛い状況から抜け出せてきたら…
徐々に、自分の本当の望みをキャッチできるようになってきたら、今一度、自分の心に問いかけてみて下さい。
既婚者同士の恋愛に本気になっている時、あなたは「彼のことが本気で好き」なのでしょうか?
もし、先述したように欠乏感から不倫に本気になってしまっているのであれば、
「彼」のことが本気で好きなのではなく「自分を女性として扱ってくれる人だから好き」、
「妻子があるというリスクのある状況にも関わらず、自分とも関係を持ってくれているという優越感」を、
本気の連愛感情と錯覚しているのかもしれません。
このまま、夫婦と言う形では結ばれない可能性が高くとも、それでも「彼」が良いのか?
或いは、欠乏感からくる恋愛感情であることに気付けたなら、自分が本当に望むことは何なのか?
それらの問いを自分自身に問いかけ、そして自分が本当に望んでいることを自分で叶えてあげる…それができたとき、既婚者同士の辛い恋愛を真に乗り越えることができるかもしれません!
既婚者同士でも本気で好きになれたお相手は、かけがえのない存在!
頭では分かっていても、好きになってしまうと止められない…それが恋愛。
たとえ既婚者同士の恋愛であっても、そこまで本気で好きになれる人と巡り合えたということは、人生においてとても幸せなこと。
そして、そんな大切なお相手だからこそ、お互いにとって幸せな形で関係性を築いていきたいですよね。
本気だからこそ辛い気持ちになることもあると思いますが、まずは心身をベストコンディションにもっていくこと、そして少し元気が出てきたら、お2人の関係性やご自身の気持ちと向き合うこと、そうやって、辛い、疲れる時期を乗り越えていってください。
あなたとお相手が、ベストな形で関係性を築けることを願っています!
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